2006-06-16から1日間の記事一覧

箱舟が出る港 一章 渚 二

「よしっ、素晴らしい球だっ!!」 見守る野球部員達は一同に嬌声を上げた。 「おいっ!、何キロ出ている、飛田?!!」 監督である、太田垣英彦が聞いた。 聞かれた少年は、信じられないという顔をし、スピードガンにもう一度目をやった。 「こんな馬鹿な‥ひゃく、…