2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧
関東鉄道筑波線、もしくは筑波鉄道。 いろんなものを運んでくれた憧憬。 桜川系の川を走る。 レールに耳を置いたりした、線路の下に潜って、 度胸試しもした。 あの頃の俺は純情・・・ そして今もそうかも知れない少年はよ、 枕木の下に隠れて 枝になったも…
チロリン・・・風鈴が鳴る・・・チロリン・・・風鈴が鳴る・・・軒には 優しい奴らが 集まっている包んでくれるというのかいチロリン・・・風鈴が鳴る
斉藤が死んだ夜も、広瀬が死んだ夜も 俺は酒を飲んでいた・・・ 生きる意味など考えたこともない若い日 そして今も 出来るのなら ふたりに俺の命をくれてやりたかった生きているのがみっともない青い畳なんで トンボは池と間違えたのか? 涼風は行くし 間違…
暑い・・・まだ十時か・・・ 一輪車を押しながら俺と友人は、疲れたな、と顔を見合わせた。 20歳の夏休み。ある工事現場で土木作業のアルバイトをしていた。 ドリルでコンクリートを削る、セメントを担ぎ乗るはたった一枚の板だけの作業用エレベーター、生…
焼け野原に立ち竦んだ大山は夕日を見ていた。 倒壊した家々、瓦礫、乳のみ子を背負ったやせ細った女、闇市の賑わい、進駐軍のジープ。 風のボリュームをあげろ!争いは肉体の中から出てくる! されど明日朝日が昇るのだろうか・・・大山は夕日の中に未来を見…
あの学生時代は 本当だったのだろうか? 観なければ月などはない・・・ そう語ったのはアインシュタインみんな振り向きながら遠ざかってしまった そして俺は今月に裏側にいる地球も時間も愛もみんな見えない老いた近隣の人が自殺した ひとり暮らし 寂しさの…
陽炎燃える夏休みの午後の校庭。 補助車をやっと外した自転車、 嬉しくて校庭を走り回る俺と友達たち。 ハンドルの真中に立てた、風車が回る。 幾度となく校庭を走り回っていると、トラックが入ってきて 大木が降ろされた。 大人たちが何か組み立てている。 …
ジンギスカンの牟田口閣下の話はおしまい。 あまり悪口を書きますと口が曲がってしいますから・・・ 運営人かつてよく北海道へ行ってました。 大洗から苫小牧、室蘭ルートというフェリーで。 名前は確か、ばるな、とかいったな。 ああ・・・まぁそれはいいと…
夏の風 ゆれる白いひとたち 虹の橋が 掛かる見つめる青い空 根っこのような俺の足が 哀しい あたりまえの眩暈立眩みいつの日があったのら 球児を絵に描きたい 少年時を振りかえって絵の具を取り出す手のひらに 洛陽がおちる あたりまえの点景があるありえる…
「わしの作戦から撤退した奴らが悪いのだ。インパールはわしの指示さえ遂行していれば必ず陥落した」 大本営も口八丁の牟田口に翻弄されたのか、軍事裁判にはかけられることなく、予備役に編入された。 続いて、陸軍予科士官学校校長となる。そしてすぐに、終…
十七歳の俺が言うシンナーでも吸って死にたいと二十五歳の俺が言うお前には似合わなかったからと海に飛び込んで死ぬのが似合うようであればとても生まれた甲斐が無いから大雨の中で死ねるように死んでも似合うように生きていて死ぬまでに逢わなければどうし…
電気もないのになぜ光るのか? 光るのになぜ熱がないのだろうか? 子供の頃いつも疑問に思っていた。 でこれも昔の事で忘れたが、より疑問を加速させる授業があった。 『なぜ光るのかは、実際は何も解っていないのです』 そんな馬鹿なはずがない、だって先生…
ひとりでに生まれたくせに 勝手気ままにやっていけなかった 頑固親父に隠れて 酒を飲んでいた斉藤浩司死んじまったあとは別々だというのに 最後まで親友でいたかったというのかいその夜の線路 飼っていた小鳩が冷たくなっちまったように 死んでしまった親友…
今年の夏は実にあぢ、あつう・・・^^ 磯・堤防・海水浴客に遠慮し(危険であり最低のマナー) 砂浜では泳いでいる場所から、 最低でも100メートルは離れる。 爽やかな潮風の中、いいですな? 穏やか・・・そんなものはないよw 海風は塩分を含んでますので…
作戦に投入された将兵は約6000人。戦死400人、餓死および戦病死1500人。部隊壊滅2500名を【ころした】。 機を見た殺人者は『北方撤退路視察』という名目でより後方に下がる。軍用機に乗り、酒を積み、居酒屋、の女も積んだといわれる。 あだ名は【鬼畜牟田口…
腹が立つと切れる、の違いは何か? 前者は多分こうだ。 相手の理不尽とか無礼、 腹に収めて不快な感情を 見せまい、しかし腹に添えかねる。 腹がでっかくなり腹立しい。 つまり、そこにはまだ余裕が、ある。 己の感情を抑制しようという、ゆとり、が、ある。…