故郷と♯クラウドファインティング①

草に悩み続けた暑い夏が終わろうとしている。
草刈り機で約三時間年四回の作業と言えば簡単なのだけど
綺麗に刈っても虚しさが残るのはなぜか。
それは生まれて以来にては、長い間の休眠地だからなのです。
何も役に立っていない・・・
それどころか観光客には雑草で景観を損なっております。

 

 

ここは日本の道100選に入っております。
江戸の昔は多くは北条のここからこの道を歩き筑波山詣でに行きました。
その名残は私が少年の頃までは残り、集落だけで必要な物が買えました。
例えば私の家は米醤油たばこをメインにして
色々な物を販売してましたっけ。
すぐ側の小学校には文具を卸し、少年たちにはアイスやパンなどを、
要するに雑貨屋さんだったわけですね。
斜め前の家も駄菓子屋さんてか、覚えているだけで五件程度の雑貨屋がこの小さな集落にはありました。
専売品だった煙草は私の家だけ、同じく酒も一件だけですが結構にぎわったものです。
小間物屋、魚屋、呉服店などなども当然あり、
より小さい集落からも買いに来てくれたものです。
時を超えて今。
町内にはお菓子屋さんと魚屋さんが一件残るのみとなっております。
中心部の研究学園都市は日本一人口が増えているとかですが、
ここは何十年もなんも変わっちゃいません。いい方ににですよ・・・
それが残念でならないのです。

 

以上の見地から休眠地に小さい休息所を作ることに致しました。
半分ほど舗装して自転車乗りさんが多い地ですので駐輪場にもして、
NPO法人の認可が下りれば

故郷が持つ力を利用して栄える中心部に少しでも負けないように
街を賑やかにしたいと思うこの頃です。

 

一人の資金では無理ですので現在NPO法人巡行筑波(仮)の認可申請準備中です。
何卒よろしく協力のほどお願い致します。
クラウドのお返しは宮家の献上米として名高い筑波北条米、みかん、
柿など故郷の恵み物を考えております。