2011-01-01から1年間の記事一覧

イブの価値

さほどの値もしやしなかった。仕事に使っていたカバンがようやく戻った。 なんと、ほぼ半年ぶりである。 一度こきたねえ手にかかり、もういらねえよ、 と捨てた気持ちになってはいたけどな。 やはり思い出が凝縮していて、我が家の生活費を稼ぐ媒体のひとつ…

 条 件  ア リ

その昔六本木にAREA(エリア)というディスコがあった。 六本木など、仕事で防衛施設庁、防衛庁口界隈しか行ったことがなく、こちら側は全く興味も縁もなかった界隈、店である。 「女がマブくてな、いいぞ」 私は昔から、面食いではねえな。 女は愛嬌だよなぁ、…

  リグレット

ロビーのソファに座っていたその女性は、ブライダル関係のパンフレットを読んでいた。 前に一度だけ彼女を見た時は、宴会支配人と短時間話をしていた。時期的な忘年会の打ち合わせだろうと、チラと見ていたけれど、来年春あたりにの結婚式の打ち合わせだな、…

 停  滞  前  線

なんだかんだと文句を言っても、日本はいい国である。 日本、就中茨城に生まれ、育ち、大人になった自分は、もしも前世というものがあるとするならば、少しはいい行いをしたんだろうよ。 海もあり湖も川もあり山もあり産業のバランスはとれ大都会に近い、気…

水戸黄門の終焉

水戸黄門が今シリーズを最後に、終焉を迎える。 寂しいが時代の趨勢だろうし、仕方が、ない・・・ で、毎度決まったパターンでありながら、 なぜ長く続いたのか、考察してみた。 「控えおろ、バカヤロー、このお方をどなたと心得る!? ああん、この野郎!!」 …

最初の別離 〜其の弐

貴方のことが頭にちらついて、しゃらら・・・ 近頃空を見上げることが多くなった。 そらのしゃしんを撮ることが、多くなった 空の向こうに魂が集まる惑星などがあるとするならば、 ふと何気なしに見上げる気配は、 そこに居る斉藤からの呼びかけのような気が…

最初の別離 〜其の壱

青、ピンク、黄色などの回る光りに照らされた、祭壇。 安田は佐藤と、斉藤の親父との三人で、日本酒を飲みながら 昔の思い出などを話していた。 親族などは別の居間で頭を垂れていた。 木村、吉田、鉄砲塚、飯山など主要な男の友人、 いつも一緒に遊んでいた…

熊の脅威 其の壱

北海道登別にクマ牧場があります。 洞爺湖、支笏湖、白老などへ行った道すがら、 「可愛いので行ってみよう」 誘われて、それほど興味はなかったんですが、 過去二度ほど行った事があります、随分昔ですけどね。 確かに可愛い。 巨体に似合わず細かい芸はする…

名前をなくした女神

上、一番左の人。 だいたい口の形がいかん、すかん。 いかりや長介さん的口なら「オス」と気合を入れてくれて頼もしいんですが、この方のものは、悪役に実に適している。 そううまくは絶対に展開しまいな・・・ 名前をなくした女神、をまとめてネットで鑑賞し…

タバコと病と銀行屋orz

「酒、タバコは?」と聞かれまして、 「やりますよ」と答えると某銀行の法人担当営業(支店長代理)は 「それではコレは?」と小指を立てた。 「それはやりませんな、こちらからナンパしたこと、学生時代から一度もありません」 私は昔から晩熟(おくて)でしてね。 でも…

読売お家騒動〜ナベツネvs清武【茶番劇?】

読売ジャイアンツから重大なる発表がありますよ、 との情報がヤフーで流れ、昨日午後からは、 電卓を離して、そわそわと事の成り行きを推察していた。 原貢東海大顧問曰く「人権侵害である」、 などとの物騒な表現がドラフトの後聞かれたので、 すわっ、こりゃ…

journey

あまり人気のない小途に しらけた太陽が沈もうとしている 裸になりつつある樹木が たくさんの手を空に伸ばし 救いを求めている さあ、彩りには失敗したが、 これから俺たちはどこへ行けばいいんだね?と 空はただ、見ている・・・ 何も言わないで流れて、行く…

変な歌だ〜もしもピアノが弾けたなら〜

「もしもピアノが弾けたなら、 思いの全てを君に伝えられるんだよ」、と呟く。 「だけど僕にはピアノがないのだよね、 僕は可哀想だろ?」と心で泣く、叫ぶ、伝える。 メロディは哀愁漂うが、詩が少し変である。 う〜ん、ちょっと待て、少しどころか、なんだか、…

文下の市

すでに筑波山麓の秋祭りが始まってます。 今日は文化の日であるからして、 例年の本日、小・中学生の夏休みの宿題⇒県入賞絵画と、 フリマ、たくさんの出店などがあると思い、 午前中、つくば市役所旧筑波支所へ行って参りました。 行ったはいいんですがネ。 …

In the new heart

朝6時ころ花火が、鳴った。何発もである。 なにしろ自分の汚いねぐらから、 三百メートルもない近い田園の中で打ち上げるから あの♪ドン、ドン♪はたまったものでは、ない。 ああ〜なんだなんだ、運動会は終わったはずだし。 あ〜う〜・・・・? ねぼけ目玉で…

   神  様  の 味 覚

今週のお題「冷たくておいしいもの」 猛暑の一休みの中時折いずる陽光の中の日陰に、時間に、川を見たその周りにさらに小さな流れがあった 名も知らない草などが水の側に生えて、いるみんないいヤツばかりだ サッシから風が入るチロリン チロリンと涼しげな…

  方  法  論

雑誌の名は失念したが、 こんな記事があった。 数年前読んだ記憶がある。 その子供は母ちゃんのサイフから、 二万程?拝借して、 ファミコンソフトなどを買った。 そして後日 お母ちゃんにそれを知られてしまった。 その話しを聞いたお父ちゃんの対応には驚…

  勝  利

甥のチームは第三シードの優勝候補と三回戦で激突 試合は6-4で見事に勝ちました 内野の要、ショートストップ、 ↓背番号15が甥っ子様↓ 打順は9番、 今大会 まだ一本もヒットを打ってません(泣き) 24日(日)は日立で・・・ 四回戦の相手はなんと私の母校です…

   翼 有 る 者 

自分たちの住む地球。 地球全体を含め、世間の一切、 これは全て陽と陰の対立により 成立している。 これを自然の法則という。 自然界 ・・・それは、天と地の対立。 陸と海の反目。 山と川の相互嫌悪である。 家には天井と床、あり。 玄関と裏口が、ありま…

  青 春

陽炎が燃える 15番が、甥(高二)です↑ ↑打席に向かいます↑ 真夏の太陽の下、彼はショートストップで先発 三振、送りバント、センターフライ ショートライナーの四打数ゼロ安打だったけど・・・ ↑最終打席、この後ショート右へのライナー。 打球、あと少し右に…

あの夏 〜ふたつの祭り〜

「商売繁盛!、会社繁盛!!」 掛け声はそう・・・だったか? ちいさな神輿をかついだ子供達が、 工場敷地内で一斉に叫ぶ。 寄付金のお礼である。 付き添う父母がちゃんと頭をさげて、隣の工場へと進む。 ―――夏が来た 例年、事前に電話連絡が必ずあった。 「今年も…

病院近し 公園入り口 左 

私達もそれを食べております 繊維が多いので、胃腸が悪い私にとって、 なくてはならない食物です だから、下を向かないで、売って下さい 女性ですから 恥ずかしい気持ちでもあるのでしょうか? 紫陽花が見えたから、ここも初夏なんですね 日増しに日焼けして…

  原 風 景〜〜

なだらかなスロープを駆け降りる バス停には小糠雨が降っていた 天気に関しては 俺はどうでもいい そう思ってた 人間天気図は、あてにならないからだ ―――貴女の行く道はそっちですか? 作り上げた花火は水色の雫たちに消され 打ち上げられないままで 何をし…

同窓会〜彷徨の時間の中で〜上

樹木信仰。 この言葉は知ってました。 私は無宗教に近く、 どちらかというと、唯物的でした 陽が射さない場所が、ある 暖かいものを居れてやろうとして、 無理に樹などを切ってはいけないのだろう それが古きものなら尚更であって、 あるいは 自然に淘汰され…

 芸 術

〜芸術は爆発だ 岡本太郎痛快語録〜 比較的長い時間を費やして標記書籍を読み終えた。 岡本さん=芸術は爆発だっ、である。 岡本さんの自他ともに認める名言といって、いい。 テレビでも聞いたし、ようつべもしかり。 諸文献にも載っているが、 やはり実に早…

   六月の別離

梅雨の飛沫を浴びたそれは 頑なな抵抗をしていた・・・ 歳は自分よりずっとずっと上のはずなのに 産まれる前からあったのに まるで子供がダダをこねるように ふわふわと揺れる 入れた短い鋸に声が伝わる ノコギリが柔らかく曲がる 入れた短い鋸に声が伝わる …

   バッタの話

元画像 http://blog.livedoor.jp/tonro006/archives/50698261.html様からお借りです タニシもたま〜〜に出てくる そのまままの形です すんなりと口に入る 姿かたち、タコとかイカには似てないけれど、 味が少しだけ似ているからだな この手のお通しは好きで「…

   筑波山

筑波山は 約三億年前の造山運動で海の中から出てきた。 われわれ人間様も海の生物が進化し、 出来たとも言われています。 だからこそ体内に塩分が含まれ、 体の約七割は水分ということなんでしょう。 筑波山も人間も海から出てきた ということで同根です。 …

 夜からおはようございます

★★★★★★★★★★ 夜からおはようございます こんばんわの時間なのにおはようございます 今朝の皆さんの目覚めはどうでしたかね? 休みの次の日はダルイものですけど サッと? それとも二度寝をキメ ぐずぐすど? 人生はマラソンであるとの表現があります一日は百…

自販機の向うで

今週のお題「私の好きなお菓子」 十台以上並んだ自販機 一番右 家路へと走る国道 左にある駐車スペースの広い 食堂 の一角 私は思い出した時にここに寄る え〜と110円だったか、違ったか ズボンからジャラ銭を出し投入口に入れる おぼろな月光が箱を照らして…