二人は階段で地下一階に下りた。 蒸し熱い六畳程の部屋に小さな金庫があった。 独身者用の冷蔵庫程度の大きさである。 「この金庫があの鉱物で....?」 これか、これか、と目を輝かせた高根沢の手が異質な感触を悟った。 今まで感じた事が無い不思議な感触で…
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