2007-03-13から1日間の記事一覧

箱舟が出る港 第五章 二節 軍神たち 六

日輪が濃霧を払い、群青の海と抱き合った。 時の流れは永劫に続くのかと。 続かねば面白くないではないか、と海。 私が燃え尽きれば、、時は止まるではないか、と太陽。 その気配があったら逃げると、海。 与えたのは私のはずだが、と太陽。 さあな、と海。 …