2010-08-08 夏の邂逅 十七歳の俺が言うシンナーでも吸って死にたいと二十五歳の俺が言うお前には似合わなかったからと海に飛び込んで死ぬのが似合うようであればとても生まれた甲斐が無いから大雨の中で死ねるように死んでも似合うように生きていて死ぬまでに逢わなければどうしようかと好きなようにするがいいとこの歳になった俺が言うひとりでに生まれたくせに勝手気ままにやっていけなかった頑固親父に隠れて 酒を飲んでいた斉藤浩司死んじまったあとは別々だというのに最後まで親友でいたかったというのか?その夜の線路上野毛の深夜飼っていた小鳩が冷たくなっちまったように死んでしまった親友・・・