釣り人
釣り糸を垂れている人は、まったりタイプでせうか?
違います。
一見のどかでどこか駘蕩然とした釣り人ですが、
実は短気な人が多い。
落ち着いてどっしりしているように見えるけれども、自然を満喫しに来ているわけじゃない。釣りに来ているわけでして。
どっしりは釣り人独特の【型】、所謂自然体であるのです。
根気がいるアウトドアライフだなあ。釣りをしない人は
よく言いますが、
落ち着いているようでも頭の中は
目まぐるしく魚を釣るために働いているわけです。
・・・今度は釣れるかな・・・まだかな・・・嗚呼まだかな?
針がまずいのか・・・餌を代えようか・・・タナがもう少し・・・ウキが駄目なのか・・・ええい釣れないこんちくしょう、くそったれ!と場所を移動する、てな事が往々に続くわけなのです。
今年もヒラメの季節。
今一番釣りたい魚なのですが、
なにしろ堤防とか磯とか防波堤付近ではまず釣れない。
釣り舟に乗り沖へ行く以外ありません。
料金は一万二千円程度(餌込み)
なにしろヒラメは海底にいまして、砂に同化して、獲物を狙っているのです。
朝五時半ごろ港を出ます。
餌はたいてい生きているイワシです。
釣り針をイワシの体に三本かけて、船長さんの指示に従い水深五十メートル前後のところで錘を固定。あとは竿の先を釣れるかな?とそわそわみつめるだけ。竿をしゃくったりもしますけどね。
ある時俺以上の釣り基地外と一緒にヒラメを狙いに行きました。で時間まで(五時半〜十時)狙ったが、一匹も釣れない。
前日その人は高価な釣り竿を買いまして、嬉々として望んだが、だんだん機嫌が悪くなる。おおおお・・・・(怒)
釣れなかったからです。
港に帰るとなんと俺の目の前でその新品の竿を(インナーロッド) へし折ってしまったのですw
よく野球選手で打てない場合バットを折る人とか、グローブを叩きつける人もいるが釣り人はその気持ちが理解出来る。
道具に怒っても仕方ないけれど、こんな気短な人も釣り人には多いわけなのです。
まぁヒラメを上げた事はあり、家に持ち帰る。
切って刺身にでもしようと、高級食材ですしね。
ところが小骨が多くなかなか切れない。
とうとう纏まらず、
最後には頭に来て捨ててしまった次第ですw
食べる楽しみの為に、包丁さばきを覚えたいと思ってますけどね・・・
リア充には少し遠い生活だから、さばきが上手く出来ないからって、包丁を捨ててしまうほどの短気はありませんw
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