ゴミと人格

murasameqtaro2011-04-03

池があります。



昔はわかさぎを放流していて、近隣の釣った人がさばき、天麩羅にしてよく持って来てくれたものでした。
今は鯉、フナなど汚れた水を好む魚に加え、
どこかで釣ってきたブラックバスを放流するバカ者がいて、
混沌状態となっていて、古来の魚は外来魚に食われるわで
実に汚い。静かではないのである。



池に隣接して地区のゴミ集積所があります。
人家が少ない林の麓。
地区以外のずるいヤツラが
日中地元の人の有無を確認する消極的作業をして捨て、
夜にもこそ泥よろしくこそこそと捨てに来ると思われ、
指定ゴミ袋に入っていない汚いものが捨ててあります。
大人でしょ、捨ててるのは。寂しい人格だなァな。
ここに一部の人間の負の要素の大きな破片が存在するのです。
また不景気といいながらも
今の日本の経済情勢も全く本質が変わっていない
縮図も見られるのがこの場所です。






今日もまたその近くのグラウンドに
子供たちの白球が高々と上がってます。




ゴミの集積所というのは、相互監視といってはなんですが、
住民同士が牽制できる目立つ所に設置するのが理想的なんですね。
他地区の住民が入って捨てることがないようにと
監視の目的もあるものです 。
ここの集積所が何時設置されたのか忘れました。
設置を人目につかない当該場所に決めた住民にも問題はあります。




池の深さは現在最大で1.5メートルはあるでしょう。
雨が降れば2メートルになるはずで、
おそらく底には古い家電器具やら、重いものが捨ててあるはず
です。



誰もいない日中やら夜間に泥棒よろしく車に粗大ゴミを積んで
他地区まで捨てにくる馬鹿どもの心はこそ泥より貧しい。
白球を追って一生懸命夢を追っている子供たちと
相対的な構図です。



「おめえ、見たことねえツラだな、どこの者だ?」
般若の形相で待ち構える、
軍隊あがりだという今は亡きKさん。
正義感強く暇を作っては駐在し、
見慣れぬ人物をその迫力で追い返していた。
あのような人物は二度と現れまい。




今日もまた朝早くからその近くのグラウンドに
白球が高々と上がってます。



捨てている少し遠距離の皆さん。
カフカのグレーゴル・ザムザのように、
自分が寝床の中で一匹の巨大な虫、汚い場所に棲んでいる姿を想像してください。定めしブラックバスに変わったらいい。
子供さん驚くでしょうな。


持ち回りで
清掃する地区内の住民の身にもなってください。
あなた方のお子さん、素直に伸びませんよ。


池があります
捨てた帰りに
汚れた水面にご自分の姿を映してみてはいかが?
どうです卑しく自己中で醜いブラックバスのような
邪魔なツラでしょう?




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地球上にいる現代において大概の人々は
核の恐怖に飼い慣らされちまい、
この恐怖を見て見ぬフリをする習慣がすっかりついてしまったようだ。
北朝鮮独裁政権が存続していてもいいじゃないかという同じ次元で、核戦争など起こりようがないし、原子力発電所で深刻な事故が起こるはずはないと、何の根拠もない安心の上に生活していた。その上での今回の惨事だ。
ましてや地球には半数以上の人々が、生まれた時から核兵器が存在した時代に生まれている人々であろう。核の恐怖を声高に叫んだ所で、実感は湧かなくて当然であろうか。まあ政府そして東電も少し平和ボケしていたと思われる

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曲を聴きながら、娘が小さかったころ、抱っこして踊ったね


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幕末。活躍した志士の中で秋月の業績はあまり出てこない。
その一本気な生き方と、彼が伝えた「老日本の面影」を実に丁寧
に書いた一冊である。まるで幕末を裏から覗きこむように、
動乱の主役たちも登場する。幕末史の最大のトリックと称される
会津同盟の主役となり、やがて破れ、官軍への降伏の使者となった秋月はどのような思いでその策に乗ったのか。秋月は地元会津で今でも嫌われ者だと聞く。しかし彼の志を知ればそれは払拭出来るはずだ。