感覚
やり残したことはいっぱいあるけれど
あまり動こうとしないw
まあこんなもんか・・・
なんとなく・・・
うすぼんやりではあるけれど、
そして重大な病を患っているわけじゃあない。
けれども
そう長くない命と、足から登ってくる
この感覚はなんだろう?
おそらく、人生のはかなさ、
いろんな意味での切なさ。
それを知ってしまったから、
とは思う。
街の明かりが灯るころ、
その人は車椅子に乗り
こちらに背を向けていた。
よもやその数日後亡くなるとは、思わなかった。
その背が自分を痛めつけ、
どうしてどうして、もっともっとやさしく出来なかったか?
人としての機能が動かなくなって、
暖かさを押すスイッチが思い出せない。
〜続く