イベントコンパニオン

murasameqtaro2010-05-12

就職戦線が完全に売り手市場だったバブルの時代、会社説明会に「サクラ」として
イベントコンパニオンを配置することが流行ったという。
「あんな美人がいる会社に入りたい」「おっ?感じのいい娘がいるな、一緒に働きたい
もんだ」などと学生に思わせ新卒の獲得を狙ったようだ。
まぁ企業ガイダンスなどでは今では多分美しい人は見られんだろ。


嘘かホントか、地方都市のメーカーでは「美人」であることを条件として、五人のコンパ
ニオンと契約し、最低でもいちんち二万円、高い人はなんと七万円かかったらしい。


現在コンパニオン専門の派遣会社は500社近くあると言われており、その中で教育
・管理をきちんと行っているのは半分にも満たないという。
二万円・三万円のクラスは学生のバイトが多く、研修などまともに受けていない場合
があるので危険を伴うだろう。態度は良くないし、社員よりブスだったなんて例も
あるようです。派遣の依頼をするならば、きちんとした会社を選んだほうが無難だろ。


では少し奮発するとどうなるか。
一日五万以上払ってもいいというなら、派遣会社に用意されている顔写真や経歴書を
見て選べるという。その上事前に仕事の打ち合わせをしておれば、期待通りに働いて
くれるはずだとか。
そう言えば三年前の春東京大手町の某ホテルで、電力事業に関しての説明会・表彰会
に行ったけど揃いも揃って高いレベルで整えていたな。ただ料理はたいしたものでなく、
多分こっちに大幅な経費が行ったのだろうな。



勿論彼女たち交際サイトなどと違い「サクラ」ではなく、イベント会場での商品説明
や案内などてきぱきとするらしい。

●相場 本業のモデル・タレント=10万円以上
    プロ・セミプロ    = 七万前後
   コンパニオンナレーター = 五万円前後
    プロ         = 五万円ほど
    バイト・学生     = 二・三万


根性あるコンパニオン嬢は仕事の前日に自前で会場近くにホテルを借り、そこから
仕事に出かけているという。そういう人は必ず一流になるとか。


派手に見えるようだけどなかなか大変な世界だな・・・