ママチャリで山に登るw

murasameqtaro2011-05-14

名も知れない草。
たかが雑草とおもうことなかれ。
匂いを嗅げば新しい季節の到来中と

教えてくれる駅員でもあったり、する。



今日は朝から実に体、甚だだるくって、眠くって
(二日酔い・日本酒がいけなかった)
休みだが会社用事を済ませたらソッコーで帰り、
ごろごろをキメてやろうと思ったが、
庭の草の匂いに誘われ、
午後二時過ぎから近くを自転車で散策して参りました。


え〜、
こんなヤベエところを通ってです。


子供の頃は青大将の尻尾などを掴んで
ブンブン振り回し、ぶん投げたものですが、
今はとてもじゃないけど蛇は大の苦手。



久しぶりの太陽と地震から月日がたったこともあるのだろう、
筑波ふれあい道路は家族連れ(写真撮影頼まれましたよ)、
ひとりでリュックを背負い
マイペースで写真を撮りながら散策する方、
自転車の大群、おまけに国道には
チバラギシルエットのダサイ暴走族も出てきたときたw
まあ・・・薄き青い空。
誰もが限りなく済んだ水色の服を着ているような・・・
そんな思いに駆られた双眸でした。


あっ俺も今年こそバイクを買おうと思っていたが、
コレを何回も見に行ってましたけど・・・
程度にもよるけれど、
新品の軽い軽い自転車より安いかもしれません。
発売されたのが結構前で
中古しか市場にはありませんしね。


どうも駄目になる動きが周囲から醸し出てましてね・・・
こりゃあ今年は無理かなと。
人のせいにしてはいけないけどなorz・・・



あの頃の仲間と徒党組んで
ツーリングをしたはいいが、調子に乗って爆走、



【中年の暴走集団逮捕、呆れた無謀行為】

なんてのが新聞に乗ったらみんな馬鹿だと思うだろうねw

(ああ俺は余談ばかり、だから長文になるw)



ママチャリ。
家には二台あります。
が一台はパンクしてまして持ちぐされ
(数年来修理してない、明日は直しに行くか)
おんBOROの方が稼動可。
これで勾配結構きつい筑波山中腹近く
(標高二百五十程度)まで行くのは大変でしたね。
散策が山登りに変わったのは、
体力を試す試みがひとつ。




かつて足首に片方三キロの砂鉄を巻き、
さらには鉄下駄を履き五キロ歩いていた私は
脚力には自信あり今でも足、
即ち蹴りなどは背丈以上に上がります。
が空手(流派にもよりますが二段程度なら
三年もやれば誰でも取れます・
今は道場には行ってません)
自転車競技は使う筋肉が違うから駄目なのだ!と。
・・・いや違うな・・・
・・・う〜ん、これはちいと、言い訳ですなw
その頃は一時、タバコも吸ってませんでした




切符の買い方を忘れた駅舎近くの旅人。

体力が落ちたことを痛感しました。
トシでごさいましょうか?
いやいや単に運動不足と
ここはごまかさせておいてくださいなw



まあ一年半前の秋頃だったかな、
友人とここに来た時、
遠路はるばる銚子から来たという
定年退職して自転車が趣味という六十代の人がいて
お話させて貰いました。

>銚子から?そりゃ凄いっスね!


>いやあこの自転車高価だったけど、実に軽くてね
なんとか休み休みやって来ましたよ



そう言いますが、そうじゃないなと観てました。
謙遜です。
真っ黒に陽に焼けた顔、
そしてあの腿の太さは尋常ではなかった。
ありゃあ只者ではない、サッカーか陸上をやっていた、
手練れのはず。



う〜ん・・・今流行の軽い軽い競技用自転車かい。
自転車はいいのだが
アレを乗るには格好も、それなりに、ってことになり。
確かにいい運動にはなるだろ。
だがですな・・・
あの変なヘルメットと(なんであんな形なのか)
股間もっこリw
体にピッタリするウェアがちいと苦手で、あれは被れないし
着られませんねw
また本格的に自転車をやるために一式揃えるとなると
結構な金額になるようで、
買うならやはりオートバイだと。



銚子からつくば市まで来て、
さらに筑波山中腹近くまで登って来たという
御歳六十代だというご紳士。
自転車など運動手段としては殆ど乗らないが、
ならばママチャリで俺もいっちょ登ってやろうじゃあねえか、
紳士の顔が頭をよぎり、
最初は一気に上ろうとしたのですが、ああ・・・
銚子→筑波
筑波→筑波
完敗であります・・・





誰かに怒られたように自転車から降り、
しばし突っ立ってしまいました。

今の俺には、とてもとても無理w
こりゃあ駄目だわ・・・と、諦めました。
諦めたらあとは楽。
時折押しながら、歩きながら、森林の匂いを嗅ぎ散策。
体に詰まった沢山の毒が汗となって出て行き、
実にさっぱりとした感じでふれあいの里に着きました。


ここは市で経営している施設です。


公営なので料金は格安、バンガローもあります。




実は七月に始めにここでバーベキューをやる計画あり、
近いにも関わらず、久しぶりに下見にいった・・・
そんな目的もありました。
まだ夕方にもなっていないのに
やっている集団あり。
肉の香りありて、よだれが出、腹も鳴りましたね。
生ビールのサーバーもあり、朝のだるさもなんのその、
これも、ごくり、と来ましたねw



娘が乗り、甥が乗り、姪が乗った長いすべり台も健在。



特に甥はお猿のようにかけ上がり、
弟夫婦に対し、


お前ら猿のように育てているのか?


などど冗談で聞いたりしましたねw


娘は天辺で手を振り、「ちゃんと見ててよ」
と得意げに滑ってましたね、あの頃・・・
そんな原風景あり。
だから大きくなって生意気言ってもしても、
親は小さい頃の姿を瞼の奥にいつも置いているから、
本気で叱れないものなんですよね・・・
そして帰りは下り坂なので楽チン
ここで自然水を飲み薫風と一緒に帰途についた次第です。





ともかく、ああいい風だった
匂いだった。


伸び放題の草は邪魔者なんだろうけど、
邪魔にならない程度に刈って欲しいとは思うのですよ



名も知れない草。
たかが雑草とおもうことなかれ。
誘いの匂いがあったりするものです。



【うれしみと 紐の緒解きて 家のごと 解けてぞ遊ぶ 
 うちなびく 春見ましゆは 夏草の 茂くはあれど 
 今日の楽しさ】
           筑波を詠んだ万葉集より







本日も駄文でお粗末様でした(т_т;)ゞ

思いついた時編集アリです。


★★★★★★★★★★★★★★★★
X-JAPAN 一時解散後、
ボーカルの出山 利三(通称TosHi)さんが、
横手市のイオンかサティ、あれ?どっちだった?
隣同士なので忘れたw
なぜ遠い遠い東北の横手なのか、
十和田湖、角館、そして石坂洋次郎と縁の深いここへ
旅行に行ってたのです
そのどっちかの一階広場で歌っていたのを目撃し
暫し聞き入ってました。


アコギ片手にし、サングラスを外して・・・
観ている人も異常に少なく、トシさんも随分零落したものだ
と思いましたね。
私の奥さんという方も飽きて、
娘はフォルダーファイブやトトロの人形に
夢中のころで関心なし
直ぐに飽きて食事に行きました。


その頃新興宗教みたいなものにハマり、
お金を随分毟り取られてたとか・・・
後で週刊誌で知りました。


類稀な歌唱力があるのだしこれから頑張って欲しい、、、
そう思いますです。
これは神曲(かみきょく)ですね。
ダンテではありませんよ。