特攻の島

今週のお題「オススメのマンガ」

百年の命願いはいつの日か

御盾と征かむ君と契りて

〜作者不詳〜

敗戦が濃厚となった。

汽車の中でどこかの大学生が

女性文字の手紙を読んでいた。

手紙の主が作者であって、

贈られたのはその学生だろう。

内容から察するに恋人同士なのであろうけど、

この歌はあまりに哀しすぎる・・・

愛を誓いあったのなら、

生きて帰って欲しいに違いないし、

学生もまた戦死などしたくはない。

だけれど、

状況はすでにそれを許さないところまで来て、いる。

つまるところ、

この時点で【行く】ことは
100パーセントの死を意味する。

それが解っているからこそ

自分もまた死んでも思い残すことはない

と、覚悟を決めたのだろう。

おそらく彼女は

｢待っています｣

と言わなかったろうし、

学生も
｢待っていてくれよ、必ず帰る!｣

とは言わなかったはずだ。

いや、

言いたくても・・・いえない時代だったのだ。

全体主義・・・

戦争の愚かさ悲惨さは、全四巻で充分に解る。

今の平和は

このような先人のおかげで

成り立っていることを忘れてはいけない・・・

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特攻の島 2 (芳文社コミックス)

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■映画・出口のない海■
人間魚雷回天・・・

主演・市川海老蔵

http://www.tudou.com/playlist/p/l4838173i14189298.html

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四月二十二日より、自宅二階から見た筑波山の、

ライブ中継を配信します。

天気など、観光用にお使いください。
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