晩春


また夏が、来る。
それをささやくように教えてくれるのが春の野球。
以前の春や夏のように、
ひたすら、ただひたすら遊びまわったあの頃への、
めくるめくような思い出。
風に揺れる鯉のぼり、上空を舞う飛行機。
この気持ちはなんなんだろう?
またひとつ遠くなって行く青春との別れの辛さ、
そしてあせりの気持ちなのかな?
思い出せばいろいろなことがあった。
いや・・・違うかな?
あったように思えるが、それでいて


何も出来なかったのではないかな
?


今はただたんに、あの頃を甥っ子を通じて、
自分の青春を鯉のぼりの流れや、
飛行機の軌跡のようにうっすらと残そうとしている。



昨日、三人で野球の応援に球場まで。非常に残念だが、負けてしまった。一回の攻防が全てでした。
当方は主戦でなく、185センチ以上はあろうと思われる、大型の二年生の投手が初先発。緊張のせいか球が甘い。ストライクを取りに入った球をことごとく痛打される。六安打を集められて一回に一挙五点を献上。次にエースの○島君が登板、以降一安打に抑えただけに残念だった。しかし打てなかった。相手の野○投手はMAX133程度だが、球に伸びがあり、投球テンポが素晴らしく、コントロールもいいし、実に冷静。大崩しないタイプの投手です。昨年から噂には聞いていたけれど、これはそうそう攻略出来ないだろうな・・・と前半から心配があり、結果的に的中してしまいました。当方のプロ注目の打者○山君、森○君も精彩を欠き、相手投手に封じられる。収穫は一昨日の試合で登板した○塚君の成長だろう。MAX141キロを記録。夏までに145は計測するでしょう。このまま特に制球力に磨きをかけより伸びれば、オリックスに入り昨日の西武戦で初先発した塚原投手のように、将来プロ入りする可能性が高い。甥は無安打、三振1、しかし昨年より打撃は相当良くなった。大会を通じ三塁打1、二塁打2・・・








三番、四番、二番の甥、エース、控えの変則派投手と昨夏ベスト8の時のスタメンが四、五人残り、今年はまずベスト4までは行ける、と思っていたが、評判の相手投手も相当良くなった。あのような投手を崩すには、バントや盗塁という機動力を使い、リズムを狂わせる戦法が定石だが、新監督は何も指示せず。まあ、結果的に力負けということだったんだろ。春が終わったけれど、この季節は試行錯誤の調整段階であり、選手の目に涙がないのが救いでした。一番のノビシロはこれから三ヶ月の中にあるしな。









今ここにあるたくさんのコーヒー用のミルクも、夏が終わる頃にはなくなっていることだろう。そしてもうこの部屋を出て、どっかまた別な場所を歩いているか?
みんな楽しそうにしていた球場、楽しそうに生きているのが、気になってしょうがない。


また今日も疲れがひとつ、残る。
ビールを開ける。
この分だと俺の体は疲れてダルク、重くなる一方だなw
車を降りたら、どこかから桜の花びらが数枚、足元を舞った。桜は消えてなくなっちまったと思っていたが、まだ流されていなかった数葉もあったんだねぇ・・・。

けどもう春もおしまいだ。

疲れて散るのも、
また・・・美しいもんじゃあないか、なあよ・・・
上等だ・・・



父母会の皆さんもお疲れでした。

特に前試合で後片付けをされていた、
水○高校の父母会の某お母さん。



見ず知らずの馬の骨に


蜂蜜入りの旨いお茶の差し入れ、ありがとうございました。


親切と微笑みがとてもうれしかったです・・・。


貴女様のお子さんもいい笑顔で、


試合をされていたんでしょうな。


決勝、そして関東大会へ行くことを願ってます


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
違うな。
みんな孤独だから群れをなすんだよ。
俺はたった独りでも生きられるかも知れないけどな。


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今野 登茂子さん(キーボード)の清楚な中の艶っぽさに
ため息が出る。
昔のミュージックシーンは良かったなぁ。
個性派が一杯いた。今はみいんな同じように見える。