日本人の正義 必殺仕事人その一 ゴルゴ13

空想の世界には正義の味方が山ほどいる。
リアルでは?
最終で結論をお出しするので良かったら少しお付き合いを。


依頼者から大金を貰っているのがアレだが、ゴルゴ13が私的には
最強の仕事屋だ。
物語の背景は主に世界情勢や経済そして宗教や思想などがあり、
他の漫画と違ってすらすらとページが簡単にめくれない。
ゆっくりと読む以外に、理解出来ない舞台背景が多い。
その都度出てくる政治家とか団体などを調べながら
吟味することの楽しさ、まったく経済的な正義の味方であり、
私もおこぼれに預かり、スイス銀行に小銭を持った気分になる。



ゴルゴ13氏は連載当初は饒舌だったようだ。
みっともないブリーフ一丁で葉巻など吸い、
女とぺちゃくちゃ話しながら
窓際に立っている巻を読んだことがある。
まあ人相の悪さと筋肉隆々では、
トランクスを履くと間抜けた感じがいがめないでもないが。
締まったパンツでよろしいが、
せめてブリーフなら黒にしてより威圧的にならねばならん。
白だと黄色いシミが目立つではないか。
何時ごろより寡黙で「・・・・」になったのかは知らない。



それにしても金がないときはブックオフゴルゴ13をランダムに買うが、
なんと「・・・・」の多いこと。
これでもかと。
画力たるや素晴らしいのだから、フキダシはいらんだろう。
「・・・・」などなくても冷静に判断する狙撃の達人の性格は
とっくに定着している。

寡黙な男はもしかして



歯がないのか欠けているのではないだろうか?
タイミングを逃し歯医者へ行けないほど多忙か?
この無精者めが!
と陰口言うと凶器めいた目で瞬殺される戦慄あり。
なにしろ私は彼に対し冒涜を働いているしな。
もうとっくに時効かも知らんが、
五、六年前に焼き殺してしまいました。



携帯と固定電話に督促があった、何度も。
ある日返しに行こうと思ったが、朝から雪が降り、
日本酒を飲み始めたら夕方になっていた。
そのまま寝てしまった。
返すタイミングを逃したらより面倒になり、
督促には「・・・・」をキメテいた。



TSUTAYAで借りたビデオを面倒臭くなって返すことはおろか、
間違ってゴミと一緒に燃やしてしまったのであります。
すみません、申し訳ありません、どうか勘弁して下さい。
父母も妻も娘もおりますので、命ばかりは。



ええ・・・告白しますが、ゴルゴ13様の実写版であります。






★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

次はマイナーな殺し屋、糸井貢、さんの予定。