三文アナーキスト 山本太郎

山本太郎氏について過去二度ほど書かせて頂きました。
二年前の11月であります。
http://d.hatena.ne.jp/murasameqtaro/20131106
http://d.hatena.ne.jp/murasameqtaro/20131106

伝えることも批判することも大事だろう。
しかしこれはいけない。
何も変わっちゃいない、相変わらず三文役者根性が抜けないと見え、
全く進歩がないし、勉強もしていない、
まあ議員としての資質はゼロであり、
政(まつりごと)などの場は遠い男でありましょう。

ヤフーニュースより。
「生活の党と山本太郎となかまたち」代表の山本太郎参院議員が
参院本会議でのテロ非難決議を棄権したことについて、
民主党の榛葉賀津也参院国対委員長は６日の記者会見で
「大変残念だ。決議の意味が分かっているのか」と激しく批判した。
榛葉氏は「わが国が結束してテロを許さないという意思を示し、
テロに強く抗議するのが趣旨だ」と決議の意義を強調。
その上で、【山本氏が採決直前に退席したことについて
「わざわざ目立つ形で退席した】理解できない。
間違ったメッセージが送られなければいいなと懸念している」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150206-00000548-san-pol

わざわざ目立つ形で退席(笑)退席するくらいなら
ハナから出ないことだ、欠席すればいいだけの話。
のこのこと出てきて、ハイ、グッドバイ、
本人は自己陶酔しているのかしらないが
国会は演劇の舞台ではない。
監督自分、脚本自分、演出自分、主演自分、
なにしろ政党ひとりとのことなので
下手な絵を自ら描き下手な舞い、オノレ自身でまた自演してしまった。

この御仁、原発反対と言いながら、
東日本大震災直後海外に早々とずらかる構えを見せた
卑怯者です。
にも関わらず
「被災地の人を助けよう!原発反対!!」
と叫ぶけれど、なんの説得力もないでしょう。
それは上のふたつの記事の中で書いてます。
ファンタジックの世界に棲む左巻きなのは解るけれども、
果たして左なりの理論を調達しているのかな。

違うだろうな、何も学んでいやしない。

体制に反旗を掲げることが、
格好がいい、と単純に思っているだけに見える。
いい方に見ればその無知に付け込んだ左翼や
過激派に利用されて、道化の舞いを舞っているのかも知れない。
三文役者でも役者は役者だ。トウシロとは違う。
少なからず知名度はあり
パフォーマンスは素人より長けている。

この男の言動から垣間見えるのは「日本の国家体制はけしからん、
有害である」と稚拙なドたまで考えているフシがある。
ではどうしたいのか？山本自身解っていないのではないか？
国のない世界を作りたいのか、
あるいは日本を共産主義国家に変えたいのか？
私は学歴至上主義ではないけれども、中卒で裸踊りを踊り、
アフリカの未開地に行きこれまた裸で闊歩した姿を回想すると、
勉強というものは実に大切だ、しかも国会議員ならより学ぶことだ肝要だと
つくづく思う。
論客と討論させたら必ずボロを出だろう。
いや優れた論客なぞ必要ではあるまい、常識的な一般人なら
対峙できるはずだ。
知識と常識がないから話が噛み合わず理解できず、
「原発原発、つまるところ原発反対なのです!ええ」
とか意味不明を騒いで相手を呆れさせることだろう。

山本の思想など全く理解できない。
ひとりだけ退席となれば、極論だが国家を放棄したといえる。
原発事故にあたり海外に逃げようとした姿は
薄くではあるが裏付けとなる。
新党ひとりひとり党首。
こいつは社会主義者でも共産主義者でもなく、
「俺はやりたいことをやる、他人や国家なぞいらん
聞く耳なぞないですよ」といった
すなわち個人主義アナーキストなのではないのか？

役者ならだれでも主演を張りたいはずだ。
主演山本太郎の作品など聞いたことがない。
山本にしてみればその切なる願望が舞台や映画ではなく国会の場で
適ったということなのかも知れない。
テレビドラマ映画など縁がない議員の中でなら、
俺の演技が一番である、と思ったか(笑)

いずれにせよ無用の議員の新党ひとりひとり党、
政党助成金欲しさに小沢一郎になびいた
守銭奴、山本太郎ではある。

この男の限界は見えている。
背伸びすることなかれ・・・