復旧しない中での高校野球
とうとうセンバツ高校野球が開催されることになった。
他のアマチュアスポーツの全国大会があいついで
中止を決定する中、
このスポーツだけはなぜか例外らしい。
開催するなら・・・
するでかまいやしないが
今回ばかりは、俺は観やしねえよ・・・
被災地の方々に勇気とか感動を与えられる云々
の・・・
偽善者よろしく、美辞麗句はいい加減辞めろ!。
元気を貰っているのは、逆にこっち側ではないのか?
不自由な生活環境の中で、子供を産んだ女性もいるし、生死の限界を超えた時間の中で助かった高齢者もいる。
今日もヨーグルトを食べながら、
救出を信じ、
頑張って生きたふたりが発見された。
これらの被災者に対して
「勇気を与える」などは実に不遜な言葉に思えてならない。
以下、共同通信からの引用です。
<私達は人の幸せや喜びを妬むほど落ちぶれてはいない。我慢せずに楽しい時には笑い、嬉しい時には喜んでください。私達も一日も早く皆さんに追いつきます>
なんという強さと誇りだろう。
被災地で自宅を無くした女性の現地インタビューだという・・・
開催反対派には東北が惨状を受けている時に「お祭り騒ぎとは何事か」の意見が多かったようだ。
が、開催派がいうように、中止しても何も変わらないことは確かだし、球児の夢だった甲子園を断念させることは必ずしもいい結果を生まないとは思うよ。
開催するならするでいい。
一生懸命やってくれ!
なぜ高校野球だけが特別なのかは知らないけど・・・
お決りの文句である
「勇気と感動を与えたいから」は辞めてくれ。