今、求められる水戸学  〜其の弐〜

〜其の壱〜
http://d.hatena.ne.jp/murasameqtaro/20130401










やはり形通りに戻ってしまった。
あの未曾有の歴史的大震災だから、自分も含め
直接被害に遭わなかった人々の心から、忘れられようとしている。
そして復興も進まない。
進んでいるのは原発の是非を巡る論争と、
それに利権を求めようとする者たちのバトルばかり。
仲良く山へ登ろうとしたパーティが、山麓で乱闘しているような有様だ。
今は国家予算の相当額を被災地に全力投入すべきである、
と考えるのだが、どうやらまともな意見ではないらしい。
もはや昔通りの生活には戻らないのではあるまいか?
とこれを書くに当たって震災の動画を見直し、
現状から懸念を現した次第である。




さて大震災から教訓を得たか? 反省をしたか?
何も学んでいないように見えるのは、毎日のアルコールで私の網膜が
焼けただけなのか?
ひとつだけ言えるのは、伝統だけは、残っていた




外国人は驚いたという。
スーパーなどに泥棒が押しかけたり、略奪などなかったことは勿論、
実に窮屈な中にあっても連帯意識を持ち整然と行動したことに
敬意を表したという。
驚く外国は同様な災害が仮に起こった場合、
火事場泥棒のあげく
カオスに陥ることを、薄く告白してたようだ。



これをまともに採って危険であるとは思う。
例えば米英は天皇制と日本人の本質を研究し、
その戦後戦略を図った歴史がある。
いまさらながら・・・と意図を推察するが、
ここは素直に報道を信用する。



日本人にとって

至極当たり前のことであり、
何も驚くことなどではない。
自己尊厳、自己犠牲、自己責任。
根底には長年培われて来た武士道や、仏教の教えによる人の道が
英々と光を浴び残っていた事を意味する。
時の管直人内閣はおろおろするばかりで、縦は勿論横への連帯もない。
縦横無尽へと変化する灰色のベクトルが
無秩序に拡散していたに過ぎないし、
結果としてより日本が壊れてしまった。



一方、その火中、国民だけが規律的に道徳を守っていた。
これは先哲の生んだ誇らしい思想が日本国民のDNAの中に
普遍的に残っている証拠である。
国家が一度も侵略を受けていないこと、革命がなかったこと。
(明治維新は革命ではない。インテリがブルジョワを倒したのでは
ない。徳川慶喜は自ら進んで滅びの道を選んだ)
これは天皇を中心とした国民の団結があったためである。



恐れていること。
日本人らしい道徳心が消え行くことである。
それがいつになるか解らないけれども、既に浸食は始まっている。


おかしなBloodを入れるな!


例えば帰化人、
在日朝鮮人という存在が飽食しつつあるという事実である。

〜其の参〜
http://d.hatena.ne.jp/murasameqtaro/20130408

〜続く 全12回〜





神皇正統記 (名著/古典籍文庫―岩波文庫復刻版)

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