三回忌

二ではなく三になるとは初めて知りました。



二年前の今日まで親父は生きていた。
未だに悔いが残るのは、三年前の晩秋。
車椅子に乗り、首をうな垂れ、ナースステーションに居た事、
私はそれを後ろから観て、
もう少し付き合いたいと思いながらも、
娘の件でプイと東北へ行ってしまったことです。


年も歳・・・逝く事は仕方ないけれど
期待に添えないどころか、親孝行なるものは
・・・嗚呼・・・なるものは、ほとんどしてこなかった。
孝行どころか不幸心配のかけっ放しの息子。



涙を流しながらこれを書いてます。



信心深く、菩提寺を大切にしていた親父。



もっともっと話すことが出来たなら、
二年前死去であっても
当年が三になることを教えてくれたでしょうに。


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2030年4月15日 三回忌