変な歌手

藤 正樹様


まったく全然メジャーではないのだけれど、
また、決して好きだった歌い手ではなかったのだけれど、
妙に気になる方がふたりおります。
で、そのおひとりめ。
なんと今でも薄紫の学生服w
胸ポケットに入っている千円札数枚が、
なんとも・・・ええ・・・なんともです。


この方、
おそらく40歳以上の方、
60歳未満までの方にはなじみがないはず?
あんまり、売れなかったようですしね。
というのはテレビにも出てないようで、
ネット上でも情報少ないw



頭は丸坊主、エンジ色の学生服、直立不動、
とても中学生とは思えない、浪曲まがいの渋い声、
歌うのは『あの子が作った塩結び』と来たw
なんだこりゃ・・・
日清戦争中の慰問団かいなって古びた謡曲
真面目に歌う方。
そう、演歌のハイセイコーとか呼ばれた、藤正樹さんです。


まぁ歌も歌なんですが、
ちょっと記憶が曖昧で申し訳ありませんが
(少年の頃見た、聞いたので)
この方、婦女暴行を働いたという話を記憶がございます。
えっ?あんな真面目そうな田舎の二イちゃんが・・・
と子供心に思ったもんです。
なにしろ


♪指先ひとつぶご飯つぶ♪でしょ?


飽食の時代、異常に怪しいアナクロであり、
確か二十歳前に歌っていたはずなんスねw
とてもまともなハートは持ってないと思われ。
あ、失礼をばw


で、さっそくウィキを始めとして検索して見ましたが、
悪行の記事は見当たりませんね。
よって私が騙されたのでしょうね。
純朴な好青年であり、
現在も純朴な好中年って感じでございまして、
なんでもスナックを経営されておられて、
幸せな日常を送っておられるとかです。


この方のインパクトは凄く、
ああ、歌手にはルックスなどてはなく、
おにぎり食べてればなれるんだな、
でも塩むすびでは体力がなくなるか?
などと思ったもんです。


えー、まだ学生服着てらっしゃるんですな。

余談ですが、
この時代、バトンを振り回し演歌っぽい歌を歌う人、
剣道着を身にまとい、竹刀片手の直立不動で、
青春賛歌のような歌謡曲を歌う人w
子供心にもなんか変だな、と思った人が続々出たような?
名は知りませんが、
時は梶原一騎さんの絶頂期、青春とか愛とか、根性とかが
もてはやされた時代のようで。
今こんな格好で出てきたら、
多分物笑いのネタでしょうねw


まぁ、藤正樹さん・・・
今宵も塩むすびを食べながら
スナックを切り盛りしていると思われ・・・
いつかお店にはせ参じ、
渋い声を堪能しつつ、酔った勢いで
事の真相(婦女暴行事件)を尋ねたいと思うのですが・・・
悪趣味だこの野郎、と、殴られるかなwww