銀行屋

murasameqtaro2011-02-10

決算近くになり二年半も来なかった某銀行の法人営業担当がやって来た。
前と違った顔である、見た事がない。
突然何しに?気を利かせて残高証明でも持ってきたかと思ったら、なんと「金利の引き上げのご相談でして・・・」。コレだ。
彼曰く、ご相談、なのだから彼の立場も考え、これこれこういうわけでと上役に話したら「ふざけたヤツだな、あっちの銀行はこまめに来るのに・・・今まで何をしていたのが知らんが、断固ことわればいいよ」温和な眼鏡がキラリと光った。
県南地方は開発ラッシュで、つくば駅前には某銀行本店ビルと、某銀行の支店ビルが競うように高さを誇示している。決してこっちには来なかった、隣の千葉銀行も隙を伺い、県内に初めて進出して来た。



<馬鹿め、茨城人は保守的だから、茨城都民でも狙うんだな
それよりもだ・・・仮払消費税が18円合わないんだよ俺は!もう雑損勘定で処理しちまえ!!>


ふう・・・
で、銀行は信用で成り立っている。
前にも書いたがオレオレ詐欺の検挙率が低いのは、信用と個人情報保護法が壁になっているのである。
繰り返すことになるけれど、入金された口座から、どのような悪党が、いつ金を引き出したか。銀行は把握してます。銀行の情報網を甘く見てはいけません。金の流れに関しては警察以上の分析力があり、その為のインフラは凄いものがあります。
信用を守るために警察の捜査にも非協力的で、ディスクロジャーに消極的。
まあ上部組織の国家公安委員会財務省、どっちが強いのが知らんけど、こりゃあちょっと疑問を感じます。
と、また横にそれてましたw



もとい、信用は社会においてもっとも重要な精神力のひとつなんですね。
けどここにも問題があるんですな。
それは上記の法人担当じゃないけれど、銀行の信用に対する態度が、あまりにも唯物的なんですね。だから銀行は、人々が尤も銀行を必要としない時に、人々を尤も信用するんです。




更地にしておけば固定資産税は高く取られます。
よって土地活用として建設会社が往々と地主の所へやってきます。アパート経営をしなさいよ、と。
聞いた話ですけど、土地を抵当としてその話に乗り、給与明細も添付して、いざ銀行に行った地主。
ところが借りられなかったとの事。土地はあるけど給与が低い。
結局銀行はお金を持っている人にしか貸さない、という意味合いのことを述べたとか。加えお金が出来たらいつでもお貸ししますから来てくれ、そんな意味合いのことも追加したらしいとか。




大勢の預金者の安全を守るのだ、という大儀名文のもとに、銀行の活動は益々唯物的信用のみを対象としているように思えてなりません。人が人を信用するといった最も人らしい営みは、カードに挿入された磁気が保証する信用に取って替わられています。




異論はあるだろうけど、窓口の女子テラーが「いらっしゃいませ・・・ありがとうございました」という言葉は、何かコンピューターのプログラムが発しているような音響にしか聞こえない。
ボーナス時にはボーナスの利用法までご指導してくださる銀行が、いつも忙しい貧乏人をいくら待たせても平気な側面がないでもない。そんな神経だから、突然来訪したと思ったら金利を上げてくれ、なのですね。



ヤツラは私のような貧乏人の時間に、お金以上の利子がかかることを知りません。それを会計学では、機会利益、または機会損失と言います。
この日の時間は償却です、ええ。


年金とか退職金、ボーナスの使い方をへりくだってご指導して下さる銀行は、ボーナスも貰えない貧乏人を尻目に、音響としての「ありがとうございます」を連発して、金持ちに貸す金を今日もセッセと集めているのです。

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明日誕生日の人へ・一度貼り付けたけど・更新が出来なかったら言えないので前日に言っておく・・・
一時間の距離から、お・め・で・と・う・さ・ん

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やっと見つけた。名門第三野球部エンディングソング・・・

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相田翔子さんもいいけど、永遠のアイドルとはこの人を言う。
曲は竹内まりやさんだね。

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出かけますのでお休みなさいまし・・・