ルアーフィッシング

murasameqtaro2011-02-25


関東の釣りの名所。
霞ヶ浦は餌の味に敏感な鯉ヘラブナなどの美食家から、なんでも食べる卑しいブラックバスブルーギルまで多種の魚が釣れる。
今は水温が低くワカサギの季節であり、鯉などは動きが悪くさほど釣果はない(あと半月待たねば)
けれども土・日ともなればルアーフィッシングの輩で賑わっている。
ルアーとはご存知のように「疑似餌」のことであり、金属や木、プラスチックで出来たインチキの餌を使って、いかに魚を騙してくれようかというゲーム性高い釣り方です。
従来ルアーで釣れる魚はブラックバスブルーギル、シーバス(スズキ)など一部の魚のみに限られる、そう思っている人もいるようですが、違います。私自身霞ヶ浦に入る桜川でニゴイも上げたことがあるし、海では大洗漁港堤防で小さいカレイも上げたことがあります。
―――むっふっふっふw


小魚を常食とする魚は当然、アジとかボラなどのように、いつもはプランクトンとか藻などを食べてる魚でさえ、条件が合いさえすれば、果敢にルアーを追うのです。



疑似餌自体は調べてみると昔から日本にもあったようですけど、
欧米から入って来たルアーとの決定的な違いは、その精神にあると思うんですよね。つまるところ、日本の釣りは基本的に漁業の延長であり、いかに効率よく魚を釣るか?それを目的に発達して来たと言えるけど、ルアーフィッシングの方は完全に遊びなんですよね。
いかに楽しんで魚を釣り上げるか?これが根底にあるのです。
いわゆるゲームとしての釣りなんですね。



いかに細い糸でいかに大きな魚を釣るか?
それが目的なもので、数を競うこともないし「キャッチアンドリリース」といって、食べる気がなければ釣り上げた魚を放してやったりもするのです。
まあブラックバスを狙う人はこの類の釣り人です。
「釣り上げたのに放すくらいなら最初から釣るな」と言う人(例えば私の父親)が居ますが、そういうゲームなんだから仕方ないでしょうが(笑)
「オレの子供の頃はミミズを掘って採り、歩いて川まで行ったし、カーボンの竿などなく、鯉や鮒もドジョウも食べた」
なんて威張って申されても時代が違いますしね。確かに私もミミズを掘り歩いて行きましたけど、そんな魚食えたものではありません。昔と違って水が汚いしね。
―――むっふっふっふ



その意味で日本に働きに来て貰っているブラジル人は貪欲で凄いと思います。ブルーギルだろうがブラックバスだろうが向うの人は食べるんですな。
ある汚い池に入り、採っていた姿を見た釣り仲間がいて「それどうすんだ?」と聞いたら「食べる」と申されたらしく。まあ文化の違いなんでしょう。
あっ余談ですけど、私の前勤務先は海外にタイ工場も持っておりました。
で、なんと向うでは田んぼのような、しかしとても綺麗とはいえない環境で、輸出用の海老を養殖しているらしいです。
「タイからの海老はアレをみては食えんぞ」と向うに出向していた技術者が言ってましたがな。日本の田んぼはとても綺麗で美しいのですが、あっちは想像以上に汚くとんでもない環境だとのこと。



ああ、またそれましたwはっはっはっはww
まあ腕の差が顕著に出るのはこのルアー釣りです。
非常に奥行きが深く、特に若い人がハマっているようです。
私は狙ったポイントにルアーが行かず、もう餌釣りしかしませんけどw甥の見事なリリースに負け、立って釣る事も面倒くさくなったのです。



まあルアー釣り基地外は、ヘラ鮒基地外同様に多いですね。甲乙つけがたい。そのせいか自分の娘さんに


「るあ」



と名前をつけた人あり、との記事を月刊釣り人という雑誌で読みましたね。
実に釣りにキアイが入っていて好人物と思うのですが。
まあ可愛らしい名前であるけれど、「ルアー」は本来「だます」とか「惑わす」という意味なんでして、女の子の名としては適当じゃないと思いますけど。



―――霞ヶ浦で顔を真っ赤にしてルアーをやっているカップルでもいたら、「子供の名はるあにするなよ、な?」と注意しなきゃいけんな



ああ・・・今日は二十行以内でまとめようと思ったが、また長文になり・・・そしてさらに続いたりしたりも、するw
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【仕事の手になる】

オンボロギターが物置から出てきた。汚い。錆びた弦と切れそうな弦。
で、弦を先日六本入り750円を買い、弦調整用のチューナーを1200円で買ってきた。
どれよ、と意気込んで基本のCコードを鳴らしてみた。ところが音が綺麗に出ない。
もっと簡単なEも同じ・・・
つまり弦が新品でチューニングも真中に決まる以上、指が一番いいポジジョンに行かないのである。
ストロークもスムーズに行かない・・・コードは覚えているんだが、指先も痛い。
そりゃあそうだ。十五年以上この手はギターの弦など縁がなかった。あったのは空手と電卓。拳のタコと左手真中、5を覚える朱・・・電卓は自分で言うのもなんだが、達人であるw そっちに固まってしまったのである。もっとも、毎日やっているのだから、そうならなくてはおかしいけれど。
ああ、数ある趣味のひとつだったものが消滅したか。復活は難しいか?遊びの年齢は終わったのか? なんだか少し哀しくなったな・・・(涙目)

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【除籍本を頂戴する】
中央図書館で除籍本の配布あり。ひとり三十冊までとの事だったが、結局三冊を頂いた。でもこれを手に入れただけで三十冊以上の価値があったよ、ふっふっふ。あとは蝶の図鑑二冊でおしまい。明日と明後日、そして来週火曜日もあるけどこれでおしまい。さすがいい本はないスね。まああまり借りる人がいない本なので、除籍の身分。明後日は絵本、火曜日は一般書、雑誌などです。
そうだ日曜は真壁のひな祭りだな。あれから一年かい・・・

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Pochitama88さんからお借りしてます。
もう少し右ですけど、ここは私がよく行っている場所です。
これは多分アジだと思います。

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山林、映画のピークの場面。映画ガマの油の口上のロケ地は、私の家から車で三分のところです。
名は蚕影山神社。フォトライフにございます。
先日は歩いて三分のところで、何か撮影してましたね。

川はとてもデリケートです。季節や天候に反応して人間の力でも姿を変える。人間とこのデリケートな自然との付き合いを続けるために、知っておきたい川の雑学。釣り本ではないけど、釣り人にお勧めです。