murasameqtaro2011-05-04

今年の連休は仲間も自宅待機であり、
私もどっかへ行く気力がなくなっているのは前回書いた次第。

これは地震のせいであり、
あの大震災の日から揺れがない日が1日もない。
わずかな微動が毎日あり、
ここのところ茨城県南を震源とするものが実に多い。
怖いのが初期微動がないこと。
来るとすれば直下型のものと思われ
それが大きなものであれば、
我が家の年寄りなど逃げる暇などないかも知れない。
まあ多分大丈夫と思うけれど、
気象庁はいつどこで大地震が起こっても
おかしくない、と、いっている。
例えば北海道あたりに旅行に行っていて、
関東に大きなもの来たとすれば
悔やんでも悔やみきれない。
まあ今年中は遠出と海釣りはしないと思う、
たぶん・・・



で私は釣り基地外ですが
(またお前は釣りの話かぃw、
今日は空手の話かあずみシリーズ書こうと思ったがw)
鮎釣りというものを一度もした事がない。
県北の袋田に一昨年滝を見に行ったが、
久慈川が相当賑わっていて、
竿でも借りてやりたかったのだが、連れが居たため断念した。
さらにこれも一昨年初秋、塩原温泉にいったもそう、断念。


綺麗な川、
浅瀬、鮎釣りは立ったままするのが常道。
この魚を狙うのは年配の方が多い。
さぞかし大儀なのでは?と思うが、
釣り師は気が短い人が多いので、
自分の体のことなど二の次「何とか釣ってやっぺ」
ばかりが頭にあり、
ってことで夢中病にかかり疲労など寄ってこないと思われる。



鮎釣りには、友釣り、と呼ばれる釣り方があります。
釣りの原理とは
針に餌をつけそれを魚様に食わせることなんですが、
友釣りとは、ものの見事に原理を覆して、いる。
というのは文字とおり、友だち、
つまり鮎を餌にして鮎を釣る、といった寸法なんです。
友(おとり)は生きた鮎であり、
侵入者に仕立てるわけです。
要するに鮎とは自分のテリトリーを大切にする魚なんですね。
侵入者は仲間なんですが、ナワバリ意識が実に凄く、
そこの主様が
「出て行け!オラ」と体当たりをかました刹那、
釣るという寸法なんです。



ヒラメなどは生きたイワシを餌にしますが、
仲間を餌にする釣り方など鮎くらいなものでしょうか。
で、この友釣りほど
釣り師をのめり込ませる釣りも珍しいとかで、
巷では麻薬とも言われています。
釣り関係の本などを読むと、今までわき目もふらず、
磯釣りや船釣り、
川、湖沼釣りなど一筋にやってきた人が、
なにかのきっかけで友釣りを経験すると、
途端に頭の中たるや鮎様に占領されちまい、
後先など考えず、休みのたび
川通いをする例がいくつも載ってます。
なんでもこれが原因で奥さんにアイソをつかされ
離婚された大物もいるらしいですw



で、なにがそんなにオモロイのか?
おとりを意のままに操る難易さ、
針に掛かったあと、
たかが二十センチ前後の魚とは思えないパワーで
飛沫を上げ川を縦横無尽に疾走する、
そして美しい姿と独特な香り。
それが他のエモノより何ランクも上である、
という話が多いですね。



しかしだ、友釣りの魅力たるものは、
それだけではないだろうと思います。
鮎の寿命は平均で約一年と言われています。
一生のうちで最も華やかな時期、
それは初夏から初秋の数ヶ月限定なんですね。
日本人好みの美意識、桜にも言えることですが、
パッと咲きパッと散る。
恰も戦国武将や幕末の志士の如く、
激しくもはかない運命を、私なら鮎に感じます。


えーと、本日鮎を上げました。
場所は渓流でもなく浅瀬の
水の済んだ所ではありません。
また先日行った場所ではありません。



三年ほど前に県が鱒とともに放流して(観光用も兼ねて)
それをどこで聞いたのか
見慣れぬズルイ野郎どもが大挙やってきて、
こともあろうに


網をかけ

(自分が見かけていたら喧嘩になっても追い出したと思う)
殆ど捕獲してしまい、
どこかに持って行ったらしく(多分売ったんだろう・・・)、
今はいないと思うよ、という情報を仲間から聞き
諦めていたんです。




が、かかりました。
友釣りではありません。
毛針でもなくウキ釣りです。
まあ雑誌の如く友釣りを覚えると
より貧乏になりそうなので、
棺桶にでも入る年齢近くになるまで、
これはしないつもりです。
ただでさえ車に常備している竿で、
時間があれば仕事の帰りにでも
ネクタイしながら釣りをする釣り馬鹿ですしね。



網などで大量に捕獲か・・・まるで泥棒だな。
管理しない県も県なんですけどね。



営利目的の馬鹿どもがやって来るとマズイので、
入れ食い状態で誰でも楽しめるその場所の風景は
あえて載せないことにいたします。



★★★★★★★★★★★★★★★

昔 毛ガ二さんを原宿で見たことがある
優しそうな感じ 人波に消えるまで後ろ姿を見送った
そうか・・・もう直ぐ夏かい
誰かを好きになりたいが・・・立場が許してくれないな
こんな人生でいいのかなと思うのも今頃
不器用な生き方だったな、今まで


★★★★★★★★★★★★★★★

イケてたなあ・・・
凄くかっこいいと思う
こんな女性シンガーが今いるのだろうか?
今の歌はあまり知らないので