また魚の話(笑)なり

ヘラブナ

釣りなどあまりやらない人が魚を数える時なんと言うか?


だいたい「匹」でしょう。
しかし漁港あたりで漁師さんの話し合いとか、魚市場で店員さんの話を聞いていると、魚の種類によっていくつかの単位を使い分けていることに気がつくでしょう。
確たる決まりなどはないので、人様や地方によって違うだろうし、スポーツ新聞の釣り情報とか釣り関係の本を読んでみても使い方は様様です。
簡単に釣れるアジ、イワシ、ハゼとかフナの類、つまりそれほど大型ではない魚は、「尾=ビ」とか「匹」を使います。ヒラメ、カレイ、カワハギ、ヘラブナなどいわゆる体が扁平なる魚は「枚」であり、ウナギだのアナゴとか細長い魚は「本=ほん」と数えます。
さらにはイカ、タコなどは「杯」で数えるのが普通です。まあ尾っぽがないんだし、「尾」を使うのは間違いだと思います。



これ以外にも釣りには独特の表現がありますです。
代表的なものが「一荷=いっか」。針が二本以上ついた仕掛けで(例えばアジなどを狙うサビキ仕掛け)で一度に二匹の魚が釣れた時、「一荷掛かった」といいます。しかし間違って四匹掛かったとしても「ニ荷掛かった」とは言いませんです。



100の単位は「束=そく」で表します。例え小さい魚でも100匹釣るというのはかなりの成績です。
まあ今でしたら、わかさぎ、ならば束はさほど難しくはありません。
「束釣り達成」だの「トップは連日束オーバーの釣れっぷり」といったように、釣り新聞などには景気のいい見出しも踊ります。
で、三桁の大台が「束」ならば、二桁に到達することを「ツ抜け」と言います。
これはですね、ものを数える時のひとつ、ふたつ、みっつ・・・のように一桁の数字の最後に「ツ」が10になることに起因します。ここのツ、でおしまい、じゅっツ、ではありません。
どうです、なかなかシャレた言葉ではないですかね?
釣り以外の分野で使っても面白いと思います。それには流行語を作るのが上手いジョコーセイにでも釣りをやらせることでしょう(笑)


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河合さん、ただのアイドルと思っていたが、違ってたことを最近知る。曲を作れるとはな。

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桑田さんはひょうきんフェイスだけど、なんとなく男の色っぽさを持っている人だと思う。
心の隙をつかれて、
奥日光で愛されて、真鍋の町で愛されて・・・
短い二年だったな。結末は見られたけれど失ったものはあまりにも多かった・・・

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