アワレです・・・
先日商工会議所で、講演会とその後の懇親会があった。
どれよ、行ったふりして、川原か公園の駐車場へ車を止め、
漫画雑誌一冊買って読み終わったら寝ていようか?
とサボりを決めることを考えていたが、どうにも絶対にいかなくてはならない事になっちまった。
下っ端(俺もそうだがそれより下)に「貴様行ってこい」というような講演内容ではなく、ある程度分かっている人物が行かなきゃならん、比較的専門的なものだった。
教科書片手で行かせるわけにはいかん罠。
加えて、あとで聞かせてくれ、と余計なことをぬかす偉い人に釘を刺されたので、やれやれと重い腰を上げて市民会館へ出向いた。演歌の神様・波春夫先生が20世紀少年に登場したような感じで。
♪ハローハローエブリバディ
皆々様よ〜♪(作詞作曲歌・波春夫)
(演歌の神様・波春夫、死んだと思ってた生きてたんだなw)
こんな感じで
行って、キタ━━━━━( Д ;)━━━━━!!!!、ア、ドシタ。
まぁ講演は全くつまんなく、気合を入れていないと、よだれが出そう。確かに専門的知識はたいしたもんだが、話術が稚拙で場が持たない。抑揚と言うか、時にはユーモアとか例を上げなきゃダメ
でしょ?
目を閉じて聞いているような方も少なからずおられたが、あれは眠っていたな、たぶん。
んじゃなんの為に行くのかというと・・・命令指示と、
地域社会との交流であるらしいw←実際仕事で利益なし(時間の無駄・機会損失)
その後、立食の懇親会に入る。
で、見知った人物と偶然出くわした。
ある会社で総務部課長代理(今は太ってさらに出世した模様)をやっている、N川という男である。
彼とは何年か前に高校生を対象とした合同面接会で名詞交換をしており、以後電話でいろんな情報を交換しあったもんです。
その彼が変な腕章など巻いてなにやら会を仕切っているように見えた。
「○田さんお久しぶり。その後お変わりは?」といわれるのが嫌だったよ。
お変わりがあり過ぎて、今だあの会社にいると思われる彼と 、顔を合わせたくなかったのである。
こちらから声をかけることはせず、知らんふりを決めていた。
「あの腕章はなんです?」
と近くにいた土建屋の社長に聞いてみた。
「この会の役員ですかな、大変ですな、食事もまともに出来なくて」
ところ狭しと動いている彼に、幸い発見されることはなかった。
彼を観察していら、なんとも誇らしげに立ち振る舞っておいでではないか。
あれ?記憶にある顔ももうひとりいたがなw
なんと女房様同伴でやってきたようだ。
彼はデジカメを持っている。
あちこち撮影していたようだが、やがて中心近くのテーブルに奥様同伴で収まった。
そしたら今度は人目をはばからず、てめえの奥さんばっか、
カシャ、カシャと堂々と撮影しているではないか。
不惑の年齢に達したというのに、惑うことなく一途に愛妻さまをカメラに収める姿、傍目にはなんともあわれに映りましたがな。
清少納言は枕草子の"いとあわれなるもの"のひとつにこんなのがなかったか?
★いい歳こいて男たるものもっと毅然でいるもんだ、という反面、自分のダンナにゃ自分だけをみてくりゃれ、と思う女心かな★
素直にほほえましいと受け取れなかったのはだ、俺が彼と会った時在籍してた会社を辞めたことと、我が家が目下女房と別居中だからであろうな・・・
アワレなり
誰が?
さあ、誰が、かな?
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ソレ、♪ダーリンダーリン♪