市長橋下徹VS在特会桜井誠 二

一 http://d.hatena.ne.jp/murasameqtaro/20141021

遅刻して入ってきたのは橋下。
職員やらSPを従えどやどやと入ってきた。
遅れた侘びもせず、椅子にふんぞり返る。



左翼や在日という反対勢力に
いつ殺されてもおかしくない言動をとってきた桜井は
市民であり同然護衛もいない。
外見に著しく反して、相当腹が据わった男であると。



一方の橋下も血の気は薄くない。
出自もアレだしラグビー経験者であり
あまり褒められたものではない企業の顧問弁護士だった。
肉体的にはひ弱そうなイメージがある職業だが、
こっちもなかなか根性が座る環境に育てられた人物だ。













ぶっきらぼうな橋下。
相手はマスコミではない。
市民様が私費でわざわざひとりでやってきて会談しようというのに、
遅刻したことを詫びようともせずふんぞり返る。



ここがすべてであった。



なぜなら
「言いたいことがあったら、選挙に出て当選してからモノを言え、
なあお前。文句があるなら立候補しろよ」



短い時間の中で当選してからや、選挙に出てろを何回発したことか。
俺は大阪の権力者なんだから、市井の政治団体の親玉如きが、
会えただけでもよろこべ。
終始そんな態度であり、桜井の質問にひとつも答えてはいない。
高飛車で命令調の言葉の連発も問題なのだが、
物の言い様も実に下卑ていた。
市長たるものが市民に向かって
お前や、うるせえ、はないだろう。
「公人の発言として問題視しているコメントもありますが
どう思われます?」
翌日行われた会見の中の質問で、
「そう思いたい人は思えばいいじゃないですかね」
〜三分前後〜


そう思えばいいじゃなく批判があることを受け止め、
反論するなら自分なりの論法でするべきで、
これも質問から逃げていると言わざるを得ない。



だったら議員になれ、だったら何々になれ、
だったらあの場にきてみろ。
〜だったら俺のような地位に来い〜的発言が橋下には多い。
これは逃げの常套句である。



揚げ足を取ろうと言葉を工夫して
巧みに問いかけるマスコミと桜井は違う。
その口から速射砲のように出てくる言葉は首尾一貫しており、
揚げ足を取られない、
つまり論点をずらさない手法をとっている。
いや手法というより、根っからの、自、なんだろう。
何かをごまかそうとしていないから、
一定の支持を集めていると思われる。



犯罪者のように法を犯したものではないから、
真っ直ぐに来る桜井を手ごわいと思ったのだろう。
対桜井に対して突くべき穴がなかったのだ。
だから質問から逃げた。
朝日新聞のような偏向的発言に対しては滅法強いが
信念を武器にし危険に身を投じ、実践で修羅場を
くぐった桜井に対して、言葉では打ちのめすことの出来ない戦慄に
橋下は陥ったのではあるまいか。
単純明快な理屈に、この大阪市長は滅法弱い気がする。



残念ながら会話を自ら放棄してしまった大阪市長


地元の市長も屑ではあるが・・・
まあ関西に生まれなくてよかったと思うw


読んではいないが
桜井の著書の中身は正しいものなんだろうと。


これだけが醜態極まりない喧騒の中で
静かな光を帯びていた感じがした。