田母神俊雄事務所 金銭疑惑

田母神俊雄氏

【田母神氏の会計責任者 政治資金3000万円流用】


昨年の東京都知事選と衆院選に立候補し
落選した元航空幕僚長田母神俊雄
(たもがみとしお)氏(66)が十九日、
東京都内で記者会見し、支持者からの寄付などで集めた
政治資金一億数千万円のうち約三千万円を、
会計責任者の五十代男性が私的に流用していたと明らかにした。
田母神氏によると、男性は都知事選直前の昨年一月から、
田母神氏の政治団体で会計責任者を務めていた。
都知事選で政治団体には、寄付金などで約一億二千万円が集まり、
二月の投開票後、約六千万円が残った。
ところが、十二月の衆院選前後でさらに数千万円が集まったにもかかわらず、
衆院選後に経費の支払いが滞っていることが判明。
会計責任者を複数回、問いただしたところ、
今月上旬「生活費や赤坂のクラブなどでの遊興費に使った」と認めたという。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015021902000240.html



人間だから欠点は誰にでも山ほどある。
国家を思うこと国を憂う点に関してだけは
欠点少なき必要な人物と尊敬してたのが
田母神敏雄元航空幕僚長でした。
前の選挙でも選挙区ではないものの当選を願ったものです。



望んだ選挙において田母神氏の政治姿勢は
誠に正論だと同調したが弁があまり立たない、
政治家としての大きな要素が欠けているかもと憂慮はしていた。
実際おしゃべりは不得意のようで、
それを是とするか否とするかは人によって違うけれども
個人的には口数少ない人物像に信頼感を得たものだった。
しかしだ、
言葉で表現されたものは真実とはあまり近くないと思える結果となる。
謙虚さの中にあやふやが混じったような像が空を飛んでいた。
戦闘機はあまり飛翔せず。
おんなじ場所に止まっていたのだろうか。
元軍人には政治という空間は飛翔するに難しかった。



いつだったかこの駄ブログの中で書いたが、
寄付を要請するにわか団体は一切信頼しないと。
どういう会計をやっているのか解らないからである。
田母神氏は元航空幕僚長という公務員であることからか、
国防における危機管理は得意だが、金銭管理は苦手だったのかも知れない。
欠点に付け込んで来たのかどうかは知らないが、
変な取り巻きを雇ったことは、やはり政治家としての
資質はなかったと思わざるをえない。



それにしても善意で寄付された血の出るような金を
数人で湯水のように使う行為。赤坂のコリアンクラブときた。
赤坂など高いイメージがあり私など一生行けないかも知れないし、
例え行けたとしてもコリアクラブなど入りたくもない。
そこで豪遊に近いことをやってきた会計責任者をはじめ
同行した泥棒連中はどう責任を取るのか?
なんでもとりあえず返却できる当座の金が一千万、
後はコツコツと返していくとか身内だけで幕を引く絵を
描いたような記事も読んだが、
いくらなんでもそれは汚なすぎるだろう。
だいたい善意で寄付してくれた方に対する責任はどうするのか?
ただ返却すればいいってもんじゃないだろう、
刑事告発すべきと思うのだが。



身内だけでなあなあで処理する姿勢、
・・・理由は本人が【かわいそうだから】とか・・・
冗談ではない、再度言うがかわいそうなのは善意で寄付をした人、
続いてボランティアで選挙応援をした皆さんである。
実は私も少しでも役にたつなら
・・・と片道50分かけてはせ参じようとした。
今になってみては馬鹿馬鹿しい労力を使わなくてよかったと思っている。


悪いのが周りに集まりすぎた。


私は経理会計のプロである。
一円の怖さを知っている、たとえ一円の間違いを犯しただけでも
信用を再度取り戻すことはなかなか難しい世界に生きてきた。
だから杜撰さが許せないのである。
クラブで使った【経費】をどんな名目で落とそうとしたのか?
経理会計システム、就中内部牽制がまったく取り入れてなかった。


当該疑惑に関してチャンネル桜がいろいろ言っていることに対し
社長水島氏を批難するコメントも見受けられるけれども、
そもそもの要因は選挙資金横領である。
論点を少しずつずらしながら
かつて盟友だった団体を批判する姿勢はいかがなものか。


それにしても頭にくる。
選挙そっちのけ、
憂国で金を集めて夕刻にドンチャン騒ぎ、
朝が新鮮になるまで続くw


右も左も国を商品として商売している。


まあいずれにしても
こういった姿勢が民間人とは違うのかもしれない、
感覚が実にずれている。






清きハートを持って政治を志すが、
いずれどっぷりと金に染まる、か・・・
誰もがそうなんだろうがな。



落ちるべくして落ちた人なんだろう、
結局そこまでの力量しかなかったと。
参議院選挙に出るような言動も見えたけれど
もう終わりだろう、信用はしない。
また何かをやるのではないか?
また横領があるのでは?の懸念・・・
一度落ちた信用を取り戻すのは大変な苦労を要する。



その思想には共鳴したけれど・・・残念だ