適応障害という病気にかかってからはや五年近く。
一時はノックアウト寸前の精神であったが、
職場環境の転換(退職・転職)と投薬により随分と良くはなった。
あの会社で働いている社員はまだ大丈夫なのだろうか?
などと他人様の心配をする余裕も出てきた。
だが痛めつけられた予後も大きいことは事実である。


例えば金銭面、時間面。
病院と薬局加え交通費を入れると月約一万強の出費。
まあ確定申告で所得税は戻ってくるので、
大切なのは金銭面ではない。この時間があったらあれが出来るあそこへ行ける。
即ち機会損失である。
時間も費消されているのだ、治療のためにほぼ二時間を要す。
一ヶ月にたかが二時間程度の治療時間と人はいうけれど、
時間を甘くみてはいけない。
二時間を違うものに使えば利益にも繋がる可能性もあるわけであり、
何があるかわかったものではないのだ。
病院とはマイナス思考の場であって、
他の患者を見ているだけでも心の風船はしぼんでしまうのである。
まぁなっちまったものは仕方がないとして、
一万円+機会損失分のうち約六割を占める薬は減らしていこうと思うのだが。


パキシル10mg×2、メデポリン0.4×3、グッドミン0.25mg×1、ベンザリン5mg×1。
以上処方されている薬である。
一度医者の指示に従わず、止めたことがある。
すると眠れないのは当然で、発汗とか、手の震え、眩暈がした。
それは苦しいものであったけれど(マイナス思考ばかり)、
十日もすればやや落ち着いた。
一ヶ月も経過すると不安感は残っているが、睡眠に関しては
懸念がほぼ消えて、
薬など飲まなくとも、浅くではあるが眠れもした。
但し酒の力を借りた事を書いておく。


面白いことに浅い眠りであると、夢もまた違ったものが見られる。
不条理だなぁ・・・夢の中でぼんやり立ち尽くす不可思議なものが、
何度も出てきては消えた。写真でしか見たことのないクレアシスの花なども、
手ざわりを感じたことがある。
見事だなぁと思える曲なども作れていたな。
どうにも得体の知れない夢をみることが多かった。
薬に頼っていたころは仕事の夢とかたわいない日常をアレンジしたような
現実的な夢ばかりだった。それが一般的でまともな夢であるし、
心は平常なのだろう。
よってまだまともな状態ではないと思い、しぶしぶ薬を少なくして、
通院を続けている次第である。
まともないい夢が見られるのはいつのことだろうな・・・





近頃腕時計をしている若いサラリーマンが少なくなった。
多分携帯で代替していると思うけれど、
会社員ならつけておいたほうがいいと思う。
ポケットから携帯を出しいちいち時間を見るより、
スッと腕を出したほうがサマになる。
高いものはいらない。
運営人は欲を無くした貧乏サラリーマンなので、
ホームセンターで千円のものを買ってましたが、
これ何個買っても、半年も持たないw
まず時計本体とバンドの部分を接続している金具が壊れる。
少しほおっておくと今度は時計本体も
ベルト恋しさか時を刻むのを忘れてしまう。
国産で壊れにくく長持ちするのはシチズン製です。
見栄えもよく知らない人には高価に見えるでしょう。
一万あればお釣りが四千円ほど・・・
購入して二年三ヶ月になりますが、
狂いもなく電池もまだ交換してません。